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小林よしのり
2015.9.9 14:25日々の出来事

憲法論も描く意味ないか?


週刊ポストで茂木健一郎氏と対談してきた。

なかなかいい人だった。

どんな対談になったかは来週発売の記事を読んでくれ。

 

テレビ東京で池上彰が憲法について解説していて、

徴兵制の話題になり、安倍首相は徴兵制は「苦役」だと

言っているが、「苦役ではないと言う人もいる」と、

ちゃんと付け加えていた。

さすが池上彰、この解説の仕方は公平で見事だ。

 

先日、「AERA」の記者がインタビューしに来た時に、

「憲法について描かないんですか?」とリクエストされた。

もし万一、現在審議中の安保法案が廃案にでもなれば、

描かなければならないかもしれない。

だが、通ってしまったら、憲法9条でアメリカの戦争の

後方支援をするという道を選んでしまうわけだから、

もう意味ないような気がする。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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